2007年01月の日記

宮崎県知事選挙を見ていて一番感じたことは、「そのまんま東さん」の真剣さであった。普段の仕事が仕事なだけに、よけいに真面目さが好印象であった気がする。まあ、選挙に勝つのは大変なことだが、就任して巨大県庁を動かしていくのはもっと大変だ。まずしっかりと人物を見定め、志を同じくする人間を集めること。そして目標を設定して、議会をはじめあらゆる障害を乗り越えていくしたたかさを持つこと。さらに国政と違って、4年や8年という比較的長い期間を通して権力を維持出来るから、その長さをうまく使って納税者の納得のいく行政の仕組みを作ってもらいたいものだ。パフォーマンスが過ぎれば必ず前長野県知事のようになるので、十分に考えながら頑張ってもらいたいものだ。

実はこのところの私は、小泉内閣の検証をしっかりやろうと、それに関する本や資料を読みふけっている。特に竹中平蔵氏の大臣日誌は、対岸ではこうであったのかと感じることが多い。この5年数ヶ月の小泉内閣は自民党内閣にしてはめずらしい位に構造改革にチャレンジしたということだろう。特に財投制度の出と入りの改革に力点を置いた。その中心にあるのが入り口の郵政改革、そして出口の公団改革。私は不良債権処理などをめぐっては竹中氏の対応を高く評価している。しかし構造改革について言えば、確かに自民党内閣としては大変なチャレンジだが、これはやはり限界のある改革で、本質的な大改革まで至っていないと思っている。そこが小泉さんの側から言えわせれば、じゃ民主党なら官や業界とのしがらみがないからといってこれ以上の改革が出来るのかと反論される。ここを打ち破らないと、民主党も国民の信頼を勝ち得ない。竹中氏の本の中で、普段私が思っていることと共通のものがあった。それは、「官僚の無謬性」と、「戦略は細部に宿る」ということだ。これはアバウトな政治家への警鐘と、官僚の本質をよくついている言葉だ。これから日本の政治を動かしていくものにとっては、大いに参考になる。成功も失敗も含めて小泉政治の5年間をまずはじっくり検証したい。
 



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(2007.01.26)

今年初めてのメール通信である。通常国会の召集が25日と通常よりも一週間遅れたことから、気分的にはのんびりした正月になった。私はこの間沖縄宮古島、鳥取などの山陰地方、さらに北海道の釧路と飛び回った。地元の正月行事も可能な限り出席したから、やはり一月の中旬ともなると多少疲れが出る。毎年の日記を読むと、この時期ことごとく風邪にやられて2〜3日は寝込んでいる。しかし今年は今のところ大丈夫だ。年末に医者から忠告を受けて、毎日5回から6回うがいをするようにしたら体調がいい。やはり専門家の話は聞くものだ。穏やかな年末年始だったが、何だかこれも地球温暖化の影響と思うと、素直に喜べない。特にニューヨークの新年が20度だったと聞いて、恐怖を感じたのは私だけだろうか。

さあ、いよいよ2007年が始まった。安倍氏にとっても、小沢氏にとっても、さらに自民党にとっても民主党にとっても正念場の選挙だ。7月の参議院選挙こそがすべてだ。地方を歩くと、民意の底流には反自民の空気はある。問題はそれを民主党が受け止めるだけの信頼があるかどうかだ。これから6ヶ月間、いろんなことが起こる。 まさにハードルを次々とうまく越え、投票日までいけるかどうかだ。負ければ負けた方が政治生命も終わる。野党にとってこれはチャンスである。とにかく選挙をやらないと状況は変わらないのだから、早ければ早いほどいい。だから衆参同日選挙は大歓迎だ。荒れる国会になると思うが、会期末が選挙なので延長は出来ない。与党を追い詰める国会としては一番いい国会である。全力を尽くして、国民の鬱積する不満を代弁する戦いをしていきたい。統一選挙は、焦点は何といっても都知事選挙だ。都知事選挙ほど、政党の思惑通りに行かない選挙はない。私は、この選挙に民主党がどう臨むかだと思う。正直言って石原氏は老いたライオンだ。吠えはするが、中味はない。特に行政のコントロールは無理。だからこそ、対極にある人を擁立すべきだ。私はある人の思い切った行動に期待している。とにかく私も10年間、民主党を立派な政権政党にしようとやってきた。その成果が問われる一年だ。頑張りたい。
  



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(2007.01.19)


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