2006年01月の日記

「国民はバカだから」という言葉を4回から5回使って自らの政治観を述べた堀江容疑者。これに対して当時の岡田代表は、「違うなあ」と感じて、出馬要請など一切せず別れた。あの時民主党内には、選挙での報道で劣勢がはっきりしていたので 、話題性からしてもホリエモンの擁立を考えるべきという考えはあったと思う。しかし岡田氏の判断は正しかった。国民は調子に乗った小泉首相や、見たことも聞いたこともない小泉チルドレンを勝たせたのだから、確かにホリエモンの指摘も100%否定出来ないところもある。しかしだからと言って、国民をバカと言い切る33才の若者に違和感を持った岡田代表は、選挙では惨敗をしたが、あとから考えれば正しい判断をしたのかもしれない。構造改革と抵抗勢力。レッテルを貼り国民やメディアに巧みにプロパガンダを行ってきた小泉純一郎氏とその側近。その最たるものが総選挙だった。たしかにマスコミのこれまでの小泉報道やチルドレン報道を見ると、彼らには小泉氏やホリエモンを批判する資格があるかどうか、疑問が残る。視聴率が取れれば何でもやる。それが、権力に関係のある政治家でも関係ない。そんな風潮の中で、公平平等な報道など名ばかりの、偏向した選挙報道を続けてきた。ホリエモンについても、何も持ち上げたのは自民党だけではない。マスコミも自民党以上に責任がある。ライブドア事件は日本の歴史に残る事件になった。アメリカ型の弱肉強食型の、勝ち組負け組みの色分け社会へのシフトに対して、「ちょっと待った」と手を広げたようなものだ。日本の地方を見ると、少子高齢化の中で経済力が衰えて、真面目に働いても都市部との格差が広がるばかりだ。私は、この行き過ぎた小泉路線、自民党路線は日本の地方を崩壊させると思っている。特に一次産業の農林水産業で働く人々は、生きていけなくなるのではなかろうか。ホリエモン事件は、日本の社会の針路を変えるきっかけになるかもしれない。いや、そうする為にもこの国会では徹底した審議が大切だ。
  



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(2006.01.27)

ライブドアの堀江という人とは面識がない。ただ、どこかしら危なっかしさが漂ってるなあと常に感じていた。私は今44才なので彼よりも一世代上であるから、仕事のやり方や今風な生き方にはどこか違和感を持っていた。だがこの数年間は、時代を動かす原動力になってきたのだから大したものだ。しかし、ドラマでも見ているような急激な人生の展開である。フリーターから一気に大金持ちに登りつめ、政治の世界、芸能界、とにかく自分がしたいやりたいと思ったことは、金の力で何でもアプローチし、実現して行こうとしていた。ところが今度は強制捜査の対象となり、この先には容疑者という身が待ち受けて、さらにほとんどの財産を失うとなれば、これは映画かドラマ、小説の世界の話そのままになる。まさに「天国と地獄」だ。まだ33才だと聞いたから、いろんなこれまでの経験を糧にまた頑張ればやり直しがきくとは思うが、堀江という人にはただ一点無いものがある。それは、「地道に努力する」ということだ。フランスでは、貯金とマイホームの取得は長い時間をかけてコツコツするものと、親から教えられると聞いた。まあインターネットでサッと何百億もの金を稼ぐ人達にはバカバカしい話に聞こえるかもしれないが、私はフランス人の話こそ人生だと思う。人間は地道にコツコツとやらないとダメだ。テレビを見ていたら作家の石田衣良さんが、「ホリエモンの人生は渋滞の高速道路を路肩走行しているようなものだ。」と話していた。皆が辛抱強く待っているのに、路肩を空いているからといってサッと行って何が問題なんですか?とうそぶくようなものだというのだ。さらに以前ホリエモンが、「お金さえあれば何でも出来る。女だって金で何とでも出来る。」と言っていたことを引き合いに出して、「この言葉を反対に読めば、彼の本質がわかる。つまり、若くて金が無い時彼はまったく女性にモテなかった。相手にされなかった劣等感が金への執着を生んで、その負の力がライブドアを大きくさせた。」とも分析していた。私はなるほどなあと思った。私も彼は自然でないなあと感じていた。「ヒルズ族」なんてワイドショーでもてはやされ、多くの若者を手っ取り早く金持ちになりたいと思わせたそのトップランナーこそ堀江氏だ。強制捜査は今後どこまで行くかわからないが、私は真面目にコツコツやる人をちゃんと評価する社会を作りたいと思う。マンションの偽装も、まさに金儲けのために住民を犠牲にするという犯罪だ。この国会を、拝金主義に鉄槌をくだす国会にしたい。



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(2006.01.20)

悪夢のような2005年が終わり、いよいよ2006年が始まった。今年は敗北のショックから立ち直り、民主党再生の1年としたい。私は年末年始を基本的にはどこへも行かず家族と一緒に東京と地元で過ごした。地元にある私の自宅は事務所の2階にあるが、この建物は築20年の中古の木造建築物だ。広さはまあまあだが安普請で、断熱材などを使っていないのでとても寒く、この冬は本当に参っている。日中でも室内温度が20度にならない。今年は特段しんしんと冷える夜が続くから、朝はガラス窓が自宅の内側から凍って動かない。家族は家の中で朝から外套を着ている有様なので、これでは大変だということで、暖房機器を新たに入れてもらう緊急工事をやってもらった。事務所用に作られたところの2階に住んでいるので、とてもマイホームと呼べるものではないので、そろそろ真剣に家のことを考えないといけないが、先立つものを考えるとまったく頭が痛い。今年の東北の厳冬が本当に恨めしい。

ところで、私の新年は他の政治家同様多忙である。地元の消防団の出初式は14箇所、各市や町の新年会、各種団体の新年会、さらに魚市場などの初セリ、最後に成人式と続く。自分の後援会の新年会は3月にしているが、実際そこまで対応しきれない位走り回る。しかし、年に一度の顔見せはお互いの元気を確認する為にも不可欠だ。ただ、選挙区が東京や仙台と離れている為、3つの拠点の会合をうまくやりくりして動いているが、どうしても調整がつかないところが出る。そんな時は隔年で出席したりしている。だが肉体的には相当きついので新年会のヤマ場を越す1月中旬には年中行事のように風邪を引くことになる。私は1月17日が誕生日だが、だいたいこの頃は風邪で寝ていることが多い。通常国会は1月20日に召集されるが、始まれば普段の業務に戻る。月曜から金曜までが東京で、土日は地元か仙台、さらには全国各地を飛び回る。年明けではあるが、前年からの積み残した仕事が私にはある。特に、選対委員長としてこれから選挙区の公認内定者を作ってていく仕事は、なかなか骨が折れる。年末年始も各紙にいろいろと書かれたが、しかし強い民主党を作る為には、時には鬼となってもやり抜く決意だ。いい候補者を揃えることで衆参の来たるべき戦いにしっかり備えたい。今年の私の仕事はこれである。国会でのことや政策的なことは仲間に任せて、私はこの1年選対委員長としての仕事にエネルギーの99%を注ぎ込むことにしている。あとの1%はもちろん選挙区
への対応だ。その第一歩として列島300選挙区をすべて歩きたいと思っている。この選挙制度が続く限り、民主党は300選挙区のうち150選挙区で勝たなければ政権は取れないのである。いかに勝つか、それはいかに民意を把握するかにもよるが、同時に勝ちやすいいい候補者をいかに揃えるかにもかかっている。政治決戦は来年以降だろうが、今年中に種をしっかりと蒔かないと育たない。民主党にとっても私にとっても臥薪嘗胆の日々が続くが、明日伸びるために今日縮むという決意で腰を据えてこの1年を頑張りたい。


  ◇◇安住淳のTV出演のお知らせ◇◇      
     TV朝日『ビートたけしのTVタックル』 
     2006年1月16日(月)21:00〜          
                         
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(2006.01.13)


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